ナノケアドライヤーの寿命は年数より症状で見分ける

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ナノケアを使い始めて3年ほどたつと、風が弱くなった気がする、髪のまとまりが前と違う、と感じる人が増えてきます。

ただ、ドライヤーの寿命は何年と決まっているわけではありません。

焦げ臭さや風の弱さは、中にたまったホコリが原因のこともあります。

ナノケアがまだ使えるかを症状から見分ける方法と、ナノイーが出ているかの確かめ方、長く使うための毎月のお手入れを紹介します。

ナノケアの寿命は年数ではなく症状で見分ける

パナソニック ヘアドライヤー ナノケア EH-NA0K

ドライヤーの寿命は3〜4年とする記事が多く、ナノケアについても同じ目安がよく紹介されています。

一方で、パナソニックのよくある質問やサポートページには、ドライヤーを何年で買い替えるかという案内は見当たりません。

サポートページで案内されているのは、年数ではなく、長く使ったときに出てくる症状のほうです。

3年たったから買い替える、ではなく、今出ている症状で使い続けてよいかを見分けるのが確実です。

傷み方は、使い方で大きく変わります。

髪の量が多い人や、家族4人で1台を毎日使う家では、1日に動かす時間が長くなるぶん早く傷みます。

家族で共用していたナノケアが3年で焦げ臭くなった、という声がある一方で、10年以上使い続けている家庭もあります。

同じナノケアでも、年数だけで「そろそろ寿命」と決めつけないほうがいいです。

すぐ使うのをやめる症状は5つ

次の症状が1つでも出ていたら、その場で電源を切ってコンセントを抜いてください。

パナソニックのサポートページで、長く使っているヘアケア製品について、使うのをやめて販売店に点検を相談するよう案内されている症状です。

  • 電源を入れても、ときどき止まる
  • コードやプラグが異常に熱くなる
  • 本体が変形していたり、焦げ臭いにおいがしたりする
  • いつもと違う音や振動がある
  • 温風が異常に熱い

この5つは、お手入れで様子を見るのではなく、使うのをやめて点検に出す症状です。

とくにコードとプラグは見落としやすいところです。

コードを本体にきつく巻き付けて片付けていた場合は、根元が傷んでいることがあります。

使ったあとにプラグを触って、いつもより熱いと感じたら、そこで使うのをやめましょう。

焦げ臭いにおいだけで、変形や異常な熱がない場合は、次の章のお手入れで直ることがあります。本体の変形や、コードとプラグの異常な熱が一緒に出ているときは、お手入れをせずに点検を頼んでください。

焦げ臭さや弱い風はホコリを取ると戻ることがある

パナソニック ヘアドライヤー ナノケア EH-NA0J

変形や異常な熱がなく、焦げ臭いにおいや風の弱さだけなら、まず吸込口と吹出口のホコリを取ってみてください。

パナソニックのよくある質問では、吸い込んだホコリや吹出口にたまった髪の毛がヒーターで焦げると、焦げ臭いにおいが出ると説明されています。

風が弱くなったと感じるときも、吸込口や吹出口に付いたホコリで風の通り道がふさがれていることが原因に挙げられています。

吸込口は本体の後ろ側にあり、ここがホコリでふさがると、風の量も温風の温度も変わります。

海外でも使えるモデルは、電圧切替スイッチが200〜240V側になっていると温風がぬるく、風も弱くなります。

国内で使うときは、100〜120V側に戻しましょう。

お手入れをしても変わらないときや、本体の中のホコリが取れないときは、販売店かパナソニックの修理相談窓口で点検を受けます。

パチパチ光るのは場所で意味が違う

ドライヤーの中が光ったり、パチパチ鳴ったりすると驚きますよね。

吹出口の奥に見える光は保護装置が働いたサインで、ナノイー吹出口の火花は電極が汚れているサインです。

パナソニックの説明では、ホコリで風の量が減ると温風の温度が上がり、保護装置のサーモスイッチが働きます。

このとき吹出口の奥に青白い光や緑の光、火花が見えることがありますが、危険ではないとされています。

ただ、温度が上がるのはホコリがたまっているからなので、吸込口と吹出口のお手入れは必要です。

ナノイー吹出口から火花のような光やパチパチという音がするときは、奥にある針のような電極が汚れています。

電極の先が紫色にうっすら光って見えるのは、問題ないとされています。

本体から「ジー」「ジリジリ」という音がするのは、ナノイーが出ているときの音で、故障ではありません。

光や音がどこから出ているかで、やることが変わります。吹出口の奥なら吸込口と吹出口のお手入れ、ナノイー吹出口なら電極のお手入れです。どちらをしても直らないときは、点検を頼みましょう。

ナノイーが出ているかはランプで確かめる

パナソニック ドライヤー nanocare ULTIMATE

本体に「nanoe」ランプがある機種は、ランプが点いていればナノイーが出ています。

ランプがない機種は、電源が入っていれば冷風でも温風でも、いつもナノイーが出る仕組みです。

髪のまとまりが前より悪くなったと感じても、ランプが点いていればナノイー自体は出ています。

その場合は、ナノイー吹出口の電極が汚れていないかを先に見ましょう。

電極のお手入れは月1回程度が目安で、やり方は次のとおりです。

  1. 電源を切ってコンセントを抜く
  2. 新しい細めの綿棒の先を水で湿らせる
  3. ナノイー吹出口に綿棒を差し込み、止まるところ(約1cm)まで軽く押す
  4. 力を入れずに綿棒を2〜3回まわす

綿棒を強く押し込むと、中の電極を傷めることがあります。

止まったところで力を抜き、軽くまわすだけで十分です。

長く使うために月1回やるお手入れ

吸込口と吹出口は月に1回以上、ナノイー吹出口は月に1回程度お手入れするのが、パナソニックの案内している頻度です。

吸込口は、電源を切ってコンセントを抜いてから、表面のホコリや髪の毛をティッシュや歯ブラシで取ります。

中に入ったホコリは、掃除機で吸い取りましょう。

爪やとがったもので押したりこすったりすると傷むので、避けてください。

吹出口は、コンセントを差して冷風にし、綿棒でかき出しながら風で飛ばします。

本体の汚れは、固形せっけんを溶かした水に布を浸して固くしぼり、ふき取ります。

アルコールや除光液、洗剤は使わないでください。

整髪料や化粧品が付いたままにしておくのも、故障の原因になります。

フィルターが付いている機種(EH-NE8Nなど)は、月2回程度フィルターを外してホコリを落とします。

汚れがひどいときは水で押し洗いし、よく乾かしてから戻しましょう。

毎日の使い方では、コードを本体にきつく巻き付けない、使い終わる前に冷風に切り替えて熱を下げる、湿気の少ない場所に置く、の3つがよく勧められています。

洗面所が湿気や熱でこもりやすい家は、使い終わったら別の部屋の棚に置くのも手です。

直すか買い替えるかは点検の結果で決める

症状が出たときの相談先は、買った販売店か、パナソニックの修理相談窓口です。

修理できるかどうかは点検してもらうまで分からないので、自分で分解せずに相談しましょう。

パナソニックは製品ごとに補修用性能部品の保有期間を決めていて、その期間を過ぎると修理が難しくなると案内しています。

長く使ったナノケアほど修理の部品が残っていないことがあるので、点検の結果を聞いてから買い替えを決めても遅くありません。

点検に出す前に、どんな症状が、どんなときに出たかをメモしておくと、話がスムーズに進みます。

たとえば「温風を5分ほど使うと止まる」「プラグの根元が熱い」のように、時間や場所を書いておきましょう。

修理相談窓口の電話番号や受付時間は、パナソニックのヘアケアのサポートページに載っています。

この記事のアドバイザー
電山タケル
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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