女性用のシェーバーとは|カミソリ・脱毛器との違いと、顔・ボディ・VIO・眉の場面別の使い方

womens-shaver レディースシェーバー
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女性用のシェーバーとは、顔のうぶ毛、腕や脚、脇、デリケートゾーン、眉のムダ毛を、刃を肌に直接当てずに網目の刃(外刃)越しにそり落とす電動の道具です。カミソリと違って刃が肌をこすらないので、乾いた肌にそのまま使えて、赤みやカミソリ負けが出にくく、風呂場でも机の前でも使えます。毛を根元から抜く脱毛器や、光で毛を細くする光美容器とは別の物で、「その日にそって、その日にきれいにする」ための道具です。

私は20代のころにカミソリで脇を切ってから、フェイス用、ボディ用、VIO用の3本を場面で使い分けて10年になります。ここでは、女性用シェーバーが何なのか、カミソリや脱毛器と何が違うのか、そして朝の洗面所、風呂上がり、旅行の前夜といった場面ごとに、どの1本をどう使うと肌が荒れないかを、読み物として書いていきます。

女性用シェーバーとは。刃が肌に触れない、乾いた肌に使えるそり道具

女性用シェーバーは、細かい穴の開いた金属の外刃の内側で、内刃が動いて毛を切る仕組みです。肌に触れるのは穴の開いた外刃だけで、切る刃は肌に当たらないので、カミソリと違って角質を一緒に削りません。この作りのおかげで、水もシェービング剤も無しで、乾いた肌にそのまま使えます。男性用のシェーバーと仕組みは同じですが、女性用は外刃の穴が小さく、うぶ毛や細い毛が入りやすい形で、本体も細く軽く、顔や指の間といった細かい場所に届く作りです。

種類は、使う場所で4つに分かれます。顔のうぶ毛用の「フェイスシェーバー」、腕・脚・脇用の「ボディシェーバー」、デリケートゾーン用の「VIOシェーバー」、眉の形を整える「眉シェーバー」で、フェイス用に眉用のアタッチメントが付く物、ボディ用にVIO用の刃が付く物もあります。1本で全身をそる物より、場所ごとに刃の大きさが違う物のほうが、肌への当たりが軽く仕上がります。

カミソリ、脱毛器、光美容器との違い

道具 やること 肌への負担 きれいな期間 向く場面
女性用シェーバー 外刃越しに毛を根元近くで切る 小さい。乾いた肌に使える 2〜4日 毎日、出かける前、急ぎ
カミソリ 刃を肌に当てて毛を切る 大きい。角質も削る。シェービング剤が要る 3〜5日 風呂場で深くそりたいとき
脱毛器(毛を抜く) 毛を根元から抜く 痛い。赤みが出やすい 2〜4週間 脚や腕を長くきれいにしたいとき
光美容器 光で毛を細く、生えにくくする 小さいが、日焼けした肌には使えない 続ければ数か月〜 毛を減らしたいとき。前にシェーバーでそる

女性用シェーバーは、4つの中で一番肌への負担が小さく、一番きれいな期間が短い道具です。毛を減らす道具ではなく、その日にそってきれいにする道具なので、光美容器を使う人も、当てる前の下ごしらえにシェーバーを使います。カミソリからシェーバーに替えると、深ぞりの仕上がりはわずかに落ちますが、カミソリ負けと乾燥が無くなるので、肌の色が均一に見えるようになります。

場面1:朝の洗面所で、顔のうぶ毛をそる

朝、化粧の前に鏡を見て、口の周りやほおのうぶ毛が気になる。この場面で使うのがフェイスシェーバーです。フェイスシェーバーは、外刃の幅が1cmほどで、乾いた肌に軽く当てて毛の流れに逆らわずに動かします。うぶ毛が無くなると化粧のりが変わり、ファンデーションが浮かなくなります。力を入れると外刃が肌を押して赤くなるので、本体の重さだけで滑らせるのが決まりです。

使う頻度は1〜2週間に1回で足ります。毎日そると、うぶ毛の切り口が肌に刺さって痒くなる人がいるので、化粧のりが落ちてきたと感じたときだけにします。そったあとは化粧水を付け、その日は強い日差しを避けます。眉用のアタッチメント(コーム)が付く物なら、眉の下の細い毛も同じ本体で整えられます。

場面2:風呂上がりに、腕と脚と脇をそる

風呂から上がって、明日は半袖、明日はスカート。この場面で使うのがボディシェーバーです。ボディシェーバーは外刃の幅が3〜4cmあり、腕と脚を短い時間でそれます。乾いた肌にも使えますが、風呂上がりの湿った肌は毛が柔らかく、外刃も滑りやすいので、一番肌が荒れにくい時間です。脇は毛の向きがばらばらなので、上下と左右の4方向に動かします。防水の物なら風呂の中でも使えますが、泡を付けると外刃が詰まって切れなくなるので、泡は付けずに使います。

気をつけるのは、膝の裏、くるぶし、ひじの骨の上です。骨が出ている場所は外刃が浮いて毛が残るので、皮膚を反対の手で軽く引っ張って平らにしてから当てます。そったあとは、腕と脚に体用の保湿剤を塗ります。カミソリのときに出るヒリつきは出ませんが、毛を切った肌は水分が抜けやすいので、保湿は同じにします。

場面3:デリケートゾーンを、見えないまま安全にそる

下着から毛がはみ出す、生理のときにむれる、温泉に行く。この場面で使うのがVIOシェーバーです。VIOシェーバーは、外刃の穴が太い毛用に大きく、先が細くて曲がった形で、鏡を見なくても手の感覚で当てられます。長い毛はまずコーム付きのトリマーで5mmほどに短くし、そのあと外刃で肌に近い長さまでそります。いきなり外刃を当てると毛が絡んで痛くなります。カミソリで切りやすい場所なので、この場所こそシェーバーに替える価値があります。

Iラインは、座って片脚を上げ、皮膚を引っ張って平らにしてから、毛の流れに沿って当てます。Oラインは、鏡を床に置いてしゃがむか、手の感覚だけで軽く当てます。そったあとは、刺激の少ない保湿剤を塗り、その日はきつい下着を避けます。頻度は2〜4週間に1回で、生理の前後は肌が敏感なので避けます。

場面4:眉の形を整える、生え際を作る

眉の下や眉間の細い毛、こめかみの生え際。この場面で使うのが眉シェーバーか、フェイスシェーバーの眉用アタッチメントです。眉シェーバーは外刃の幅が5mmほどで、長さを決めるコームを付けると、毛を一定の長さにそろえられます。眉の下を整えるときは、コームを外して眉の輪郭の外側だけをそり、眉の中は触りません。毛抜きで抜くと生えてこなくなることがありますが、シェーバーなら形を変えたくなったときに戻せます。

場面5:旅行の前夜と旅先で、荷物を増やさずに

旅行の前夜に脚をそり、旅先の温泉で気になる場所だけ直す。この場面では、乾電池式で防水のボディシェーバーが向きます。乾電池式は充電器が要らず、コンビニで電池が買え、防水ならホテルの風呂場でも使えます。刃にキャップが付く物を選べば、ポーチにそのまま入れられます。飛行機の機内持ち込みは、電池式も充電式も問題ありません。

選ぶときに見る5つのこと

見るところ 確かめること
場所ごとの刃 顔、ボディ、VIO、眉のどこに使うか。1本で全身より、場所ごとの本のほうが肌に軽い
電源 乾電池式は軽くて旅行向き。充電式は長く使う人向き。USB充電なら充電器を減らせる
防水 風呂場で使うならIPX7。水洗いできると外刃の手入れが楽
替え刃 外刃は1〜2年で切れなくなる。替え刃が売られている機種を選ぶ
付属品 眉用コーム、VIO用トリマー、キャップ、掃除ブラシがあるか

一番大事なのは、使う場所に合った刃かどうかで、顔にボディ用を当てると外刃が大きすぎて口の周りに入らず、VIOにフェイス用を当てると毛が太くて切れません。使う場所を先に決めてから、電源と防水と替え刃を見ます。価格は、フェイス用と眉用が2,000〜4,000円、ボディ用が3,000〜8,000円、VIO用が4,000〜8,000円が目安です。

手入れと替え時。外刃を洗い、1〜2年で替える

使ったあとは、外刃を外して付属のブラシで毛を落とし、水洗いできる物は水で流して乾かします。外刃は薄い金属の網で、1〜2年で穴の縁が丸くなって切れなくなります。そるのに時間がかかる、同じ場所を何度も往復する、と感じたら替え刃の時期です。外刃に穴が開いたり曲がったりした物は、肌を切るのですぐに替えます。本体は5年ほど使えるので、替え刃が売られている機種を選んでおくと、本体ごと買い替えずに済みます。

女性用シェーバーは、肌に刃を当てずにその日にそる道具

女性用シェーバーとは、外刃の内側で毛を切り、刃が肌に触れない仕組みで、乾いた肌にそのまま使えるムダ毛のそり道具です。カミソリより肌への負担が小さく、脱毛器や光美容器と違って毛を減らす物ではなく、その日にきれいにするための物。顔、ボディ、VIO、眉の4つの場所ごとに刃が違い、朝の洗面所、風呂上がり、旅行の前夜と、場面ごとに使う1本を決めておくと、肌を荒らさずに続きます。

まず、自分が一番よくそる場所を1つ決めて、その場所用の1本から始めてください。カミソリで赤くなっていた場所がシェーバーで赤くならない、その1回で違いが分かります。

この記事のアドバイザー
電山タケル
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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