コードレス掃除機 ランキングの見方|売れ筋1位が合わない人の選び方

Dyson V8 Slim Fluffy 家電・カメラ
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コードレス掃除機のランキングを見て上位を選んだのに、音が大きい、すぐ電池が切れる、と感じる人は少なくありません。原因は機種の良し悪しより、ランキングの見方にあることが多いです。ここでは、順位のどこを見て、自分の家ならどれを選ぶかを順番に紹介します。

コードレス掃除機の売れ筋ランキングは性能の順位ではない

売れ筋ランキングで分かるのは、売れている数です。吸引力や手入れのしやすさの順位ではありません。ここを分けて見るだけで、選びやすくなります。

売れ筋の上位には、手のひらサイズのハンディクリーナーやロボット掃除機、コード式のスティックも一緒に並ぶことがあります。部屋全体をコードレスで掃除したい人にとって、ハンディクリーナーが1位でも参考にはなりません。まず同じ種類だけを拾い出しましょう。

テストで比べたランキングでも、見ている項目で順位は変わります。お手入れと静かさを重く見れば軽いモデルが上に来て、吸引力を重く見ればパワーブラシのモデルが上に来ます。順位の数字より、自分が気にする項目の評価を見てください。

買う人が気にするのは「お手入れのしやすさ」と「軽さ」が多く、その次が価格です。ランキングを見るときも、まずこの2つから確かめると選びやすいです。

コードレス掃除機の重さは1.5kg以下が目安

片手で動かす時間が長い人は、1.5kg以下を目安に選びましょう。今のスティックタイプは1.5kg前後が多く、1kg台前半のモデルも増えています。2.5kgを超えると重く感じる人が多いです。腕の力に自信がなければ2kg以下にしておくと安心です。

カタログの重さはバッテリー込みか確かめる

カタログに書かれた重さと、実際に持つ重さが違うことがあります。本体だけの重さが書かれていて、バッテリーを付けると300gほど重くなるモデルもあります。買う前に、バッテリーとパイプとヘッドを含めた重さかどうかを確かめてください。

同じ重さでも疲れやすさは手元の重さで変わる

同じ1.2kgでも、バッテリーやモーターが手元にあると手首が疲れやすいです。階段やソファの下を掃除するなら、お店で一度持って、持ち上げてみるのがおすすめです。ネットで買う人も、家電量販店で近いモデルを持ってみると失敗が減ります。

掃除機の吸引力はコードレスのランキングでも床で分かれる

吸引力の数字が大きいモデルが、どの床でもよく取れるわけではありません。家の床に合ったヘッドかどうかで、取れ方は大きく変わります。ヘッドは大きく2種類あります。

ヘッド 向いている床 気をつけること
床ブラシ(回転ブラシなし) フローリング中心の家 ラグやカーペットのゴミは取りにくい
パワーブラシ(自走式) カーペットやラグのある家 髪の毛が絡みやすくお手入れが必要

フローリングだけの家なら、床ブラシのモデルでも十分です。毛足の長いラグを敷いている家は、パワーブラシのモデルを選びましょう。

「絡まない」と書かれたパワーブラシでも、使っているうちに毛が絡むことはあります。髪の長い家族やペットがいる家は、ブラシを手で外して洗えるかどうかも確かめてください。

コードレス掃除機の運転時間は強モードの分数で比べる

ランキングの説明に「最長60分」とあっても、その時間は弱いモードで使ったときの数字です。比べるときは強モードの分数を見ましょう。標準モードで30分のモデルでも、強モードにすると8分から12分ほどになるものが多いです。

カーペットや玄関まわりで強モードをよく使う人は、この短い時間が使える時間になります。家全体を一度に掃除したい人は、標準モードの長さより、強モードで何分使えるかを見て選んでください。

充電時間とバッテリー交換も見ておく

充電にかかる時間は、22分で終わるモデルから4時間ほどかかるモデルまであります。掃除の途中で切れて困りそうなら、充電が短いモデルか、バッテリーを外して予備と交換できるモデルが便利です。

バッテリーは使っているうちに少しずつ持ちが悪くなります。長く使う予定なら、交換用のバッテリーが買えるかどうかも確かめておきましょう。

長く使えるものの例が、ダイソンのV8 Slim Fluffyです。モーターの付いたヘッドでも最長で約30分使えるので、カーペットの多い家を標準の強さで掃除したい人に向いています。強モードにすると時間は短くなります。重さも2kgを超えるので、軽さを一番に見る人には合いません。

Dyson V8 Slim Fluffy (SV10K EXT BK)

カーペットの多い家を長く掃除したい人のコードレス掃除機

コードレス掃除機のごみ捨ては3つの方式で手間が変わる

ごみ捨てが面倒なら、紙パック式かドック式を選ぶとラクになります。掃除のあとに毎回カップを空けるのが嫌で、掃除自体をしなくなる人もいます。買う前に、どの方式なら続けられるかを考えてみてください。

方式 良いところ 気をつけること
紙パック式 ごみに触らず捨てられる 紙パックを買い足す必要がある
サイクロン式 紙パックがいらず吸引力が落ちにくい カップの手入れが必要でごみも舞いやすい
ドック式 戻すだけで本体のごみを集めてくれる 置き場所が必要で本体が高めになる

カップの容量も見ておきましょう。サイクロン式のモデルは0.2Lから0.25Lくらいと小さめのものが多く、こまめに捨てることになります。紙パック式には0.4Lから0.5L入るモデルがあり、捨てる回数を減らせます。

紙パック式で軽いモデルの例が、日立のかるパックスティックPKV-BK3Pです。毛が絡みにくいローラーと約1.1kgの軽さで、花粉の時期にごみに触りたくない人にも向いています。紙パックのセットに少し手間がかかることと、運転音が大きめなことは知っておいてください。

夜に使うなら掃除機の音はランキングの順位より先に見る

夜に掃除する人や集合住宅の人は、運転音を先に確かめましょう。普通の掃除機は70dBくらいです。人気のコードレス掃除機でも、強モードだと76dBから83dBくらいになるモデルがあります。

音の差は、カタログだけだと分かりにくいです。dBの記載がなければ、口コミで「音」「うるさい」の言葉を探してみてください。吸引力が強いモデルほど音も大きくなりやすいので、弱いモードに切り替えられるモデルなら夜だけ弱くする使い方もできます。

マンションの夜の掃除は、管理規約で時間が決まっていることがあります。気になるときは規約や管理会社に確かめてください。

コードレス掃除機ランキングから1台に絞る順番

次の順番で確かめれば、候補は2台か3台まで絞れます。上から順に、家の条件に合わないものを外していきましょう。

  1. ランキングから、スティックタイプのコードレス掃除機だけを拾う
  2. カーペットやラグがあれば、パワーブラシのモデルに絞る
  3. バッテリー込みの重さが2kg以下のモデルを残す
  4. 強モードの運転時間を比べる
  5. 紙パック式、サイクロン式、ドック式から続けられる方式を決める
  6. 夜に使うなら運転音を確かめる

全部の条件を満たすモデルが見つからないときは、毎日困りそうなものから優先してください。迷ったら、まず重さとごみ捨ての2つを決めると、あとがラクです。

この記事のアドバイザー
電山タケル
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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