リーベックスのワイヤレスチャイムを調べたら、xpシリーズだけで30種類以上あって手が止まった。型番がXP10A、XP700、XP710Aと似ていて、どれが何なのか分かりにくいところです。ただ、この番号の付け方には決まりがあります。そこが分かると、自分に必要な組み合わせを自分で見つけられます。
型番はXP700とXP10Aの足し算
セット品の型番は、受信機の番号と送信機の記号をつなげた形になっています。XP710Aなら、受信チャイムのXP700に押しボタンのXP10Aを足したセットです。
この読み方は販売店の商品名でも確かめられます。価格.comに並んでいるXP710Aの商品名には「XP700+XP10A」と入っています。人感センサーのXP750Aなら「XP700+XP50A」です。番号を分解すれば、箱の中身が分かるということです。
同じ考え方で、XP4010Aは警告表示の受信機XP4000と押しボタンXP10Aの組み合わせです。XP210Bなら、コンセント式受信機XP200と角形ボタンXP10Bになります。買い足すときも、足りないほうの番号だけ注文すれば足ります。

なるほど。ボタンだけ増やしたいときは、XP10Aを買えばいいんですね。
送信機はきっかけで7種類に分かれる
送信機は「何をきっかけに鳴らすか」で分かれていて、押しボタン以外にも6つの型があります。押す人がいない場面でも鳴らせる、というのがXPシリーズの使いどころです。
- 押しボタン XP10A、XP10B、XP10E、玄関用のXP10G
- 軽く触れると反応するタッチセンサー XP10T
- 手をかざすだけの非接触センサー XP10H
- 持ち歩けるキーホルダー型 XP10K
- ドアや窓が開くと鳴るマグネットセンサー XP30A
- 人や動物の動きに反応する人感センサー XP50A
- 音や衝撃に反応するセンサー XP60
変わり種はXP60です。ジョーシンの商品説明によると、電話の着信音やドアホンの音を拾って、離れた部屋で知らせられます。今あるインターホンの音が2階まで届かない、という悩みに使える型です。
電池のもちも型番で違います。カインドリネス福祉ネットによると、業務用の押しボタンXP10EはCR2032のコイン電池2個で約2年です。人感センサーのXP50Aは単4形アルカリ電池3本で、こちらも約2年とされています。どちらも1日10回送信、20度での数字です。
受信機は音、光、バイブ、番号から選ぶ
ここは見落とされやすいところです。受信機はチャイムだけでなく、光るだけの型や振動する型、番号を表示する型まであります。カインドリネス福祉ネットの商品ページに、対応する受信機が7つ挙げられています。
| 型番 | 知らせ方 | 向いている場面 | 価格 |
|---|---|---|---|
| XP700 | 音と光 | ふつうの玄関チャイム | 2,420円 |
| XP120 | 光のみ64パターン | 音を出せない部屋 | 2,911円 |
| XP1700 | 6色の光で場所が分かる | 部屋数の多い家 | 3,310円 |
| XP300 | 音と光と振動 | 持ち歩いて使う | 3,890円 |
| XP4000 | 28個のLEDが点滅 | 騒がしい作業場 | 4,180円 |
| XP1900 | 番号を表示 | 飲食店や施設 | 5,850円 |
価格は2026年9月1日時点のジョーシンwebショップの掲載額です。ほかに電池切れの心配がないコンセント式のXP200、USB電源で動くXP400もあります。XP200には夜間のナイトライト機能が付いています。
防雨形は風呂で使えるが防水ではない
屋外や浴室で使うなら、ここは必ず見てください。同じ「水に強い」でも、防雨形と防水型では耐えられる水の量が違います。ジョーシンの角形ボタンXP10Bの説明が分かりやすい書き方です。防雨形なので屋外やお風呂場でも使えるが防水ではない、と断ってあります。
数字で見ると分かりやすくなります。人感センサーのXP50Aは防沫型のIP55、ドア窓センサーのXP30Aは防雨仕様のIP55相当です。一方、防水セットのXP710Aは価格.comの商品説明でIP67と案内されています。
IP55は雨や水しぶきに耐える等級で、IP67は一時的に水に浸かっても大丈夫という等級です。湯気や水しぶきがかかる浴室で使うなら、IP67の型番を選んでおくと後が安心です。軒下の玄関なら防雨形で足ります。
飛距離は150mと180mに分かれる
XPシリーズの電波到達距離は型番によって最大180mと最大150mに分かれています。同じシリーズなら全部同じ、と思って買うとずれます。
ジョーシンの商品説明を見ると、線引きがはっきりしています。押しボタンXP10A、キーホルダーXP10K、受信チャイムXP700、6か所受信のXP1700が最大180mです。角形ボタンXP10B、タッチセンサーXP10T、コンセント式受信機XP200は最大150mとなっています。
送信機と受信機で数字が違う組み合わせになったら、短いほうで考えておいてください。どちらも屋外で障害物がない場合の数字なので、家の中ではさらに短くなります。カインドリネス福祉ネットでは、屋内での飛距離は約90mまでと案内されています。

結局、うちの場合はどれを買えばいいのか分からなくなってきました。
玄関、介護、店舗ごとの組み合わせ例
迷ったら、鳴らす場所と受け取る場所を先に決めてから型番を当てはめます。よくある3つの場面で見ていきます。
玄関の呼び鈴として使う
インターホンが壊れた家や、チャイムのない賃貸なら玄関呼び出しセットのXP710Gです。送信機が防雨型なので、軒下に付けられます。2階でも受け取りたい場合は、受信機のXP700を1台足して2か所に置いてください。
離れた部屋の家族を呼ぶ
在宅介護や、子ども部屋への連絡ならXP710Aが向いています。防水のIP67なので、浴室に置いても大丈夫です。呼ぶ側が移動するなら、持ち歩ける受信機のXP300を選ぶと取りこぼしが減ります。
店舗や事務所の来客に気づく
受付に人がいないなら、人が近づくと鳴る人感センサーのXP750Aです。飲食店で席番号を出したいならXP1900、作業音が大きい現場ならLEDが点滅するXP4000が向いています。ドアの開閉だけ知りたいならXP30Aで足ります。

まず玄関にXP710Gを1セット。あとから受信機を2階に足していきます。
ムラサキしん多くの製品をレビューしてきたガジェットライター。資格勉強にiPad+互換ペンを愛用しています。販売店などからリサーチして最新の情報をお伝えするように努力しています。


